クロスバイクを買ってしばらく乗っていると、「もうちょっとレーシーにしたいなぁ。」とか、「手軽にカスタムしたいなぁ。」とか思う方、多いと思います。
自分の場合は購入直後から改造欲求MAXで、知識ゼロの超初心者ながらも早々にせっせとカスタム業に勤しんだものです^^;
その際に、どこのパーツなら簡単で安くカスタムできるのかとか、ふんだんにわからない事だかけだったので、今回はそういった方向けの記事を書いてみます◎
ライド時のポジションを変えたい!という際に最もお手軽なのは、サドルとハンドルの高さを変える事かと思います。
六角レンチ(アーレンキー)さえあれば、どんな初心者でもどちらも数分でできますしね◎
クロスバイク(フラットバーハンドル)の場合、次にポジション変更で手軽で有効なのが、タイトルにもあるバーエンドバーではないでしょうか。
バーエンドバーって何?
「バーエンドバーって何?」といえばその名の通り、バーエンドに取り付けるバーです^^;
フラットバーハンドル(一直線のハンドル)の両端ですね。
先に自分が取り付けた時の写真をお見せしておきます◎
グリップも最初に付いていた純正品を外して、ビアンキのバーテープを巻いていました。
バーエンドバーは取付けが容易なだけでなく、価格も2000円~3000円程度と安価なのもお財布に優しく初心者にはオススメなカスタムと言えると思います。
バーエンドバーのメリット
クロスバイクはフラットバーハンドルが純正品として取り付けられているので、ライド時にハンドルを握る場所がひとつしかありません。
言い換えれば、ひとつのポジションでしか乗ることができないわけです。
ロードバイクの場合はドロップハンドルなので、ブラケット、下ハン、上ハンと3つの握る場所があり、3つのポジションが取れます。
「そもそもポジションを変える必要ってあるの?」
と思われる方もいるかもしれませんが、街乗りなどの短距離を走る分には確かに必要はないと思います。
ただ、個人差はあるかと思いますが、50キロ~100キロのような中~長距離になってくると、少しポジションを変えられるだけで、疲労度はだいぶ変わってきます。
バーエンドバーを取付けるという事は、握る場所が増え、つまりもうひとつのポジションが増えるという事になるので、これが最大のメリットになると思います。
また、バーエンドバー箇所を持ったポジションは、フラットバー箇所を持つよりも前傾姿勢のポジションになるので、スピードを求めやすいポジションになるというのもメリットになるでしょう。
これは好みにもよりますが、単純に取付けたほうがカッコイイ!と思うようであれば、迷わず取付けちゃって良いかと思います◎
バーエンドバーの取付け方
自分のクロスバイクにバーエンドバーを取付けたのは1年くらい前で、現在はブルホーンハンドルに替えていまっている為、取付け時の写真資料などが無い事を先に謝っておきます、、、m(__)m
とはいえ、取り付けは写真は不要なほど実に簡単です◎
ハンドルのグリップを少し内側に動かして、空いたバーエンドのスペースにコレを取り付けるだけ◎
これも六角レンチがあれば他の工具は要りません◎
ざっくり言い過ぎましたので、もうちょと詳しく説明します^^;
グリップを移動させるには、シフトレバーをバーエンドバーを取り付けるスペース分、内側にずらす必要があります。
なので、まずはシフトレバーを六角レンチで緩めます。(完全に外す必要はありません)
次にグリップも緩めます。(グリップを先に緩めても問題ありません)
グリップは種類により固定方法が違うようですが、見える場所に六角レンチで回せるようなネジがあるものが大半なので、一見分かりにくいかもしれませんが良くグリップを見てもらえれば分かるかと思います。
シフトレバーとグリップを緩めたら、バーエンドバーをハンドルのバーエンドにはめ込みます。
はめ込んだらバーエンドバーを六角レンチで仮留めして、自転車にまたがりバーエンドバーが好みの角度になるように調整してから、がっちりと固定したほうが効率が良いかと思います◎
バーエンドバーの角度が決まった、あとはシフトレバーとグリップも締めて固定するだけで完了です◎
バーエンドバー取付けと一緒にやるのにオススメなカスタム
簡単なカスタムとはいえ、一緒にやれちゃうカスタムがあるなら同時にやれちゃう方が楽チンは楽チンですよね。
なので、バーエンドバー取付けの際に一緒にやっちゃうと楽ですよーというカスタムをおまけ的に◎
グリップをバーテープに変更
先に自分のクロスバイクの写真を挙げましたが、グリップを外してしまって、バーテープを巻いてしまうというカスタムです。
手順は、
バーエンドバーを取り付ける前にグリップを外して、そこにバーテープを巻いてから、バーエンドバーを取り付けるというだけ◎
握り心地も純正のグリップよりも良くなりましたし、なにより見た目の印象をガラッと変えれるのがオススメです。
バーテープも1000円~3000円あれば買える値段なので価格的にもお手軽ですし。
ステムの向き、高さを変更
これは手順的には一緒にやらなくてもそんなに変わらないのですが、ハンドル周りをカスタムするなら一緒にやっても良いかな?という感じです◎
ポジションを変えたいという目的でバーエンドバーを取付けるのであれば、冒頭に書いたように、そもそものハンドルの高さを変えちゃうのが一番手っ取り早く、値段もゼロ円で済みます◎
ステムの交換については、ロードバイクではありますが、過去記事でも触れましたのでそちらも参照ください。
この記事ではステムを別のものに交換していますが、向きを天地反対に入れ替えるだけで、ハンドルの高さを低くできる場合が多いです。
純正品は初心者向けにポジションがあまり前傾にならないようにセッティングされている場合が多いので、大半がステムを天地反転させると角度が前傾になるはずです。
もうひとつはコラムスペーサーの位置を入れ替えてハンドルの高さを変えるという方法。
こちらも過去記事もあるので参照ください◎
これも自分の場合、スペーサーを買い替えていますが、買い替える必要はありません。
単純にスペーサーの位置を変えるだけで、ハンドルの高さを変えることが可能です◎
どちらもゼロ円で、アーレンキーがあればできるお手軽カスタムなので、バーエンドバーを取付けずとも、ポジションを変えたい人は試してみて損はないかなぁと思います◎