ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車の場合、移動先でちょっとしたメンテナンスが必要な事もあります。
サドルの高さ調整だったり、ボトルケージの緩みやパンクの修理だったり。
過去の記事でも書いているように、サドルバッグやハンドルバーバッグ、フレームバッグなども愛用はしているのですが、ここ最近はツールボトルを多く使っています。
自分の愛用しているおすすめの物も併せて、ご紹介していきます。
ツールボトルとは
概要
文字通り、ツール(工具)を収納する為のボトル型のケースです。
ボトル型ではなく、ケースやボックスというように、形状やサイズは様々あります。
中でもこのツールボトルの多くは、自転車のボトルケージに合わせた直径になっている場合が多く、ボトルケージに取り付けれる事が大きな特徴です。
キャップ型とジッパー型
ツールボトルには大きく分けて、キャップ型とジッパー型があります。
ボトルの開け閉めのタイプの違いです。
キャップ型は名の通り、フタの開け閉めにより、工具の出し入れができます。
ジッパー型は、ジッパー(チャック)の開け閉めによって、工具の出し入れを行います。
キャップ型の場合、ボトル上部のフタを開けるので、出し入れ口の大きさはボトルの直径とイコールになります。
対して、ジッパー型の場合はボトルの側面に大きくジッパーが付いているので、ボトルを完全に開いた状態で出し入れができます。
持ち運ぶ工具は?
私の場合は以下の4つを入れる事が多いです。
- アーレンキー(六角レンチ)
- タイヤチューブ・タイヤレバー(もしくは修理キット)
- ライト
- 電池
ライトは自転車に最初から付けて乗ることもありますし、ライトがUSB充電式の場合はいらないので、ミニマムで言えばアーレンキーとパンク修理に使う道具だけですね。
他には、アーレンキーやドライバーなどが一つになったマルチツールやモバイルバッテリーなどを入れている人も多いと思います。
ツール用バッグとの使い勝手の違い
サドルバッグやフレームバッグとの大きな違いは、ベルクロなどで固定している訳ではなく、ボトルケージに差し込んで入れる事ができるので、取り外しやすい点が挙げられます。
トップチューブ・バッグだと、商品によっては膝などに当たってしまう場合もありますが、そういった心配もないのも良い点だと思います。
デメリットというかそもそもの話にはなりますが、ボトル型の場合、当然ボトルケージが空いていないと取り付けられませんので、ドリンクボトルでボトルケージが空いていなければ、そもそも使えないという事は言えます。
愛用ツールボトル
愛用しているのはこちらのツールボトルになります。
ジッパー型ですね。
愛車の1台のビアンキのクロスバイクのサドルが、Brooksのブラウンのレザーサドルだったので、カモフラ柄の中にブラウンの入ったこちらを色合わせの意味で購入しました。(メーカーとしては、レザインやトピークが好きなので非常に迷ったのですが。。。)
取り付けてみるとこんな感じです。
この自転車の場合、フレームにもレザインのボトルケージを取り付けているのですが、そちらはドリンクボトル用に使うので、シートポストに取り付けられるPROFILE DESIGNのボトルケージを使っています。
購入したのはずいぶん前になりますが、狙い通りサドルとの色合わせも収まり良くて気に入ってずっと使っています。
開けてみるとこんな感じ。
ロードバイクの方に工具を入れっぱなしにしていたので、BROOKSのフロントライトと謎のバネしか入っていませんでした。苦笑
片側にアーレンキー、もう片側にパンク修理系のものを入れる感じですね。
最初に書いた通り、当初はハンドルバーバッグやフレームバッグ、サドルバッグと気分や用途で使い分けていたのですが、最近はちょっとしたライドにはこのボトルケージばかり使っています。
なにしろ、ボトル型だとすっと取り出せて一番取り出しが楽チンなのが大きいです。
ボトルケージに空席がある方にはぜひおすすめな一品かなと思います。
それでは◎